マイニングをはじめる
何か新しいことを始めようと副業関係の情報を調べていたら、マイニングというので仮想通貨を得られることを知った。
GPUの消費電力と電気料金との兼ね合いで収益性が決まるようだ。
アメリカに住んでいるので、日本より電気料金が安いのでやってみようかと思い至った。
構築したマイニングリグ
マイニングリグの構成
マザーボード
BIOSTAR TB250-BTC : AMAZON.com $85.99
GPUが沢山差せるボードで手頃なものを選択。ライザーカード経由で5枚、直接差しで1枚、計6枚搭載可能。
もっと沢山繋げるボードもあるようだが、電源やラックの構成も合わせて大掛かりにしないといけないので、手頃なものにした。
CPU
Intel Corei3-6100(BX80662I36100) : AMAZON.com $114.64
CPUでのマイニングはしないなら何でも良いようである。マイニングだけでなくPCとしてもマイニングリグを使いたかったのでこれ位のスペックにしておく。マザーボードに付けられるか確認が必要。
メモリ
Crucial 16GB Kit(8GBx2) DDR4 2133 : AMAZON.com $174.99
これもPCとしてもマイニングリグを使いたかったのでそこそこのスペック。マザーボードに付けられるかはこちらも確認が必要。
SSD
Samsung 860 EVO 500GB 2.5Inch SATA Ⅲ : AMAZON.com $144.99
特に理由は無く、手頃なものとして。マイニングリグとしては最低限あれば良いようだ。
電源
SilverStone Technology Strider 1000W 80 plus : AMAZON.com $189.99
マイニングリグでは特に重要になる。リグと搭載予定のGPUの枚数とで決定。1000Wとは言っても90%程度の負荷で抑えた方が良いだろう。この電源に付属されるGPUへの電源供給ケーブルでは、3枚までは繋げられそうだ。800Wの電源で3枚のGPUへ電源供給する構成で増設していった方がバランスが良いかもしれない。
マイニングフレーム
6GPU Miner Case with 5 fans Aluminum…. : AMAZON.com $109.98
これも何でも良いのだが、GPUの放熱を考慮してGPUの周りにスペースを設けて置くことが必要で、しっかりと固定できた方が良い。このマイニングフレームは説明書に詳細が記載されておらず、組み立てが少し難しい。フレームの溝にはめ込む固定ピースは、締め付ける時に回転して勝手にスライドしなくなり、固定できます。
ライザーカード
VICTORY 6Pin 6-Pack PCI-E 1x to 16x : AMAZON.com $35.98
マザーボードとGPU間のIFカード。マザーボードにGPUは直接マウント出来ず、このライザーカードを経由してGPUとマザボを繋げることになる。
このライザーカード、とても品質が悪い。GPUが繋がる拡張基板にいくつかの部品がはんだ付けされているが、傾いていたり、半田が飛び散っていたりした。また、外観は良いがGPUの動作が不安定になるものもあった。不良が多いようで、多めに買っておいた方が良い。
電力チェッカー
Wemo Insight Smart Plug with Energy Monitoring : AMAZON.com $39.99
WIFI経由で電力のモニタが可能。これ自体にも許容電力があるので、それ以上の電力消費するリグの場合は複数に分割して電力モニタする必要あり。
OS
Windows 10 Home : Microsoft Store $127.49
Proにすると標準でリモートアクセスできる機能があるようだが、Homeで十分だろう。
GPU
EVGA GTX1080 : Best Buy $611.89
EVGA GTX1080ti : B&H PHOTO $769.99
XFX RX580 : Best Buy $369.99
アメリカの方が若干安く買える印象。アメリカも品薄状態ではありそうだが、店頭で買えるレベル。メーカが多くどれを選ぶか迷う所。GTX1080tiはネット通販で特価だったので購入。1080とRX580は少し高いが店頭購入。
その他
この他、ディスプレイ、マウス、キーボード、スピーカー、Wifiアダプタ等が必要。
手持ち機材で対応。TB250-BTCはDVI-Dのコネクタなので注意。
トータル投資
トータル : $2775.91
GPU x 3枚 : $1751.87
その他(マザーボード、メモリ、SDD、CPU、OS等): $1024.04
これをマイニングでの収益で回収していくことになる。